アドラー心理学の「共同体感覚」を
体感するゲーム
- プレイヤーは修行中の魔法使いです。
- 皆、一日も早く「一人前の魔法使い」になりたいと願い、魔法界から飛び出して人間界の村から村へと修行の旅をしています。
- 魔法使いのもとには毎日、人間界から多くの困りごとが寄せられます。魔法使いたちは、その困りごとを解決する役割を担っています。
- 一人前、つまり有能で役に立つ魔法使いになるためには、様々な人間の困りごとを解決しながら魔法の技を磨いていかなくてはなりません。
- でも時には、自分一人では太刀打ちできない難題にぶち当たることもあります。そんなときには仲間の力を借りることができます。
- いや正確に言うと、借りてもいいし借りなくてもいい。仲間としては力を貸してもいいし貸さなくてもいい。
- 協力するか否かは各自の判断に任されています。
- 魔法には有効期限があります。その期限内にできるだけ多くの困りごと解決に努めていきます。そして、その先には最終課題が待っています。これはさらに「難題」と感じるでしょう。
- この局面において、本当の意味で「一人前の魔法使い」になれるかどうかが試されます。
- でも一人前って、果たして一人でなれるのでしょうか?残念なことに、一人の力は小さくて限界があるものです。まして修行中の身ならなおさらでしょう。
- そこで、もう一度思い出してください。周りには仲間がいるということを。
- 必要な時には仲間と協力できること、これも一人前の魔法使いには大事な「技」なのではないでしょうか?
- この旅路、あなたが”Social interest”※と共にあらんことを祈ります!
- ※Social interest ・・・ 共同体感覚(アドラー心理学の根幹にある考え方)
私たちが作りました
- 金井 津美
- 2級キャリアコンサルティング技能士
- アドラー派シニアカウンセラー
- うなったり、笑ったり、さけんだり?
- 楽しい時間になりますように
- 上谷 実礼
- 医学博士・公認心理師
- 仲間と協力しながら生きる楽しさを
学べるように想いを込めて作りました
共同体感覚が体感できるカードゲーム
共同体感覚とはアドラー心理学が大事にしている価値観
- ありのままの自分と他者を受容する
- 仲間を信頼し、仲間と協力する
- 社会のために自分にできることをする
ゲームの概要
- プレイ人数:1グループ3人~5人
- プレイ時間:最終課題により20~40分
- 対象年齢:6歳以上
ゲームの特徴
- 大人も子ども一緒に遊べる
- 単純でわかりやすいルール
- 子どもには語彙トレーニング、
大人には脳トレーニングになる - チームワークが自然に
生まれていくしくみ - グループ対抗戦(団体戦)もできる
教材としての活用イメージ
- 心理学ワークショップ
- コミュニケーション研修
- 学校のホームルーム
- 家庭での知育
- このゲームを使ったワークショップや講座を開催します。
- アドラー心理学を知らなくても大丈夫!
- どなたでも参加できます。
- ゲームで遊んでみたい➡
遊ぶ会(ワークショップ) - ゲームを自分の活動で使いたい➡
ファシリテーター養成講座
まずは遊ぶ会から体験し、その後ファシリテーター養成講座へ進むことも可能です。
(受講料割引特典あり)
体験者の声
- 本で読み最後までよくわからなかった「共同体感覚」。ゲームを通して「なるほど、そういうことか」と腹落ちした。
- 初対面の人同士がありのままの自分で遊ぶ。ゲームと対話でこんなにも笑顔になれ、仲良くなれるなんてすごいこと!
- 共に頭を悩ませ、苦しい段階を経て答えを出せるようになったとき、私たちはワンチームになった。この達成感はたまらない!
- だれも仲間外れにならない、おいていかれない、自分のロストがくやしくない、そして勝たなくてもいい。こんなゲーム、ある?
- 勝ち/負けや優/劣などの二極から離れて、人に協力する自分を感じた。
本物の「協力」とは何か?それが分かった。 - 初めは「貸し借り」の感覚があり遠慮があったが、途中から「与えられるのって気持ちいい!」「与えるのって楽しい!」心が前向きで軽く、そして温かくなっていった
よくあるご質問
開始時はそれも仕方ないことなので、「図書館の本」を集めながら手持ちカードを増やしましょう。
はじまりの本は「あげる・もらう」ができないカードです。自分のアイデンティティ、名札のようなカードですので最後まで手元に置いてください。
いいえ。言葉を作るときは先頭をどの文字にするなどの制約はありません。
OKです。ただし、仲間がそれを正答と判断したらOKとします。
はい、そうです。必ずもらいたいカードを使って言葉ができる確信があるときに交渉してください。
「とりあえずもらっておく」のはだめです。もらいたいカードで言葉が作れる確信があるときだけ、もらう交渉をしてください。
はい、どちらで使ってもOKです。
はい、カード上(魔法の本)から使ってください。「ー」の文字がない場合は、のばす音の入る言葉はつくれません。
① 最終課題の達成時間が早かったチーム順に、1位 ・10点、2位・ 7点、3位・ 5点をチーム得点として加点
② 上記①の点数とプレイヤー全員の点数の合計点でグループの勝敗を決める
【注】ただし時間内に最終課題を未達成のチームは失格